朝早く目を覚まし、起き上がってもあくびが止まらない。ベッドへ引き返し、夢の中へと舞い戻り、ひたすら夢路を漂う。どうか僕を起こさないで、いやだよ、揺り起こしたりしないでこのまま放っておいておくれ。
僕のことを怠け者だってみんな思っているみたいだね。気にしちゃいないよ。おかしいのはみんなのほうさ。とんでもないスピードであちこち駆け回り、挙げ句の果てにそんなことしなくてもよかったって思い知るだけなんだから。どうか僕の一日をだめにしないでおくれ。僕は心ここにあらずなんだから。とどのつまりは僕は眠ることしか能がないんだ。
窓の外に広がる世界で起こっていることから目をそらさないようにしながらも、僕はゆっくりしているんだ。とりあえずは寝っ転がって天井をじっと見つめ、眠気が襲ってくるのを待ち受ける。どうか僕の一日をだめにしないでおくれ。僕は心ここにあらずなんだから。とどのつまりは僕はただ眠っているだけなんだ。
窓の外に広がる世界で起こるできごとに注目しながらも僕はゆっくりしているんだ。
朝早く目を覚まし、起き上がってもあくびが止まらない。ベッドへと引き返し、夢の中へと舞い戻り、ひたすら夢路を漂う。
I’M ONLY SLEEPING/THE BEATLES(詞/ジョン・レノン)
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