最近買ったとある本に「恐怖心に打ち克つには、知識が必要不可欠だ」とあった。
確かに知識を得ると、得た分だけ目線の高さが少しだけ上がったような気がする。
もっともっと勉強しないと...。
でも、こと「創作」ということにおいては俺は相変わらず知識や理論は要らないと思っている。誰かがそういったことについて喋りだしたら俺は耳を塞ぐ。知りたくない。芸術と呼ばれるものに方程式的なものは要らないというのが俺の信念だ。生き方に方程式的なものを求める人は芸術にも求めりゃいいと思うけど、俺は「人が生きる」=芸術だと思ってて、人が生きるということに方程式なんてあってたまるかという考え方の持ち主なので、芸術は行き当たりバッタリ、「無」から何か面白いものが生まれたらいいなと思っている。
音楽も絵も文章も、上手くなりたくない。下手でいたい。上手くなったら終わりだとさえ思っている。
「人間の関節はそういう風には曲がらないよ」と言うのなら、写真を見とけ。想像が自由に羽ばたける場所に現実の尺度を持ち込んでくれるな。そもそも窮屈な人間という生き物が、窮屈なものを作って、窮屈な人に見せ聴かせして、一体どうしようと言うのか。
教えてくれ!
つくるひと
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