この本に一目惚れしてしまった。信じられないくらいに強烈な一目惚れで、買わずにはおれなかった。
アルトゥル・シュニッツラーというウィーンの作家が1925年〜26年に著した『夢奇譚』という本。
まず、背表紙の『夢奇譚』というタイトルに目が止まって、何気に取り出したら表紙のデザインがめちゃくちゃ綺麗で「な、なんやこれは!」と思って、興奮しながら解説を読んだら、「フロイトに「わが精神のドッペルゲンガー」と言わせた作家による問題作」とあって、もう本当に問答無用だった。
解説によると内容は「夢と現実の間に描かれる性的妄執の世界」とある。
た、たまらない。タイトル、表紙のデザイン、内容、そしてフロイト...。
何度も繰り返し読んで、表紙は拡大コピーして部屋に貼ることにします。
ちなみにこの本、ブックオフにて105円。死ぬほど良い買い物をした。
夢奇譚
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