ちょっと前、俺は『信仰の軸』というタイトルの文章で、「もし俺が音楽も絵も文章もやらなくなったら、それは俺が完全な女性不信に陥った時だと思う」ということを書いたが、考えてみればこれは違う。真逆だ。
俺は、女性不信に陥れば陥るほど、音楽や絵や文章をやると思う。
実際、今、俺は、女の人の絵を描かずにはおれない。優しい女の人。まだまだ描き足りない。病的な話、現実の女性への失望感が、俺にじゃんじゃんじゃんじゃん絵を描かせている。
まだまだまだまだまだまだまだまだ描き足りない。俺が子供の時から抱き続けた女性像はそんなんじゃなかった。
もっと柔らかくて、優しい生き物だと思っていた。
今後も俺は時間の許す限り描く。そんなんじゃなかっただろう女の人を描き続ける。
真・信仰の軸
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