心理学の本を読んだり、絵を描いたり、クラシック音楽を聴いたりしている内に考えるようになったのは、「自分の中に周りの環境に左右されない自分の時間の流れを持ちたいな」ということ。
例えば、動物には変温動物と恒温動物があって、変温動物の体温が周りの温度に左右されるのに対して、我々人間を含む恒温動物の体温は周りの温度に左右されることなく、一定の温度を保ち続ける。同様に「時間の流れの感じ方」において俺は恒温動物になりたいなあと最近、思うのである。
時間の流れ方というのは、大阪と伊丹では全然違うし、さらにその感じ方というのは十人十色、てんでバラバラ。そんなこんなで、人によって歳のとり方も違ってくるんだろうと思う。
今までの俺は、特に大阪にいた時の俺はあまりに周りの時間の流れ方に左右され過ぎた。急かされたら急いたし、焦らされたら焦った。自分の中に自分のタイム感がなかった。だから、その結果、自分が自分でいることにさえも違和感を覚えるようになってしまった。
ここらでグッと、ググゥ〜ッと自分の中の時間の流れを緩やかに、穏やかに、自分に合うものにしていかないといけないなと思う。
周りは周り、俺は俺。周りの一分一秒は必ずしも俺の一分一秒と同じではない。何事にもブレない自分の時間軸を自分の中心に、背骨の如くに打ち立てたい。
時間の恒温動物になりたい。
時間の恒温軸
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