もう少し陽が沈むのを待ってから、今日も日課の夕方散歩に出掛ける。
とりあえずいつもの店で画用紙を買わないといけない。最近は2日に一度のペースで買っている。描くペースに画用紙の枚数が全然追い付かないのだ(ブログに載せずにボツにして棄ててるのも結構あるからね)。「じゃ、買い溜めをすれば良いじゃないか」と言われれば確かにその通りなのだが、俺は昔から貯金と買い溜めはできない質なのでその意見はボツ。
しかしまあ、あの店の人達は俺のことを怪しんでるんだろうなあ。いい歳をした髭を生やした野郎がしょっちゅう画用紙やクレパスや消しゴムを買いにくるんだから。ま、どう思われようが俺は客、いわば神、知ったこっちゃないけど。
画用紙を買ったら次は関西スーパーに行く。目的は...そう、それです。でもあの人、居なくなっちゃったんだなこれが。俺が『Nの心象』を描き上げた日の翌日から居なくなった。ひょっとしたら遅い夏休み?とかなんとか希望を繋いで、今日も行くのは行くんだけれども。
散歩から戻るとちょっとだけ音楽を聴いて、それから、そうです、また机に向かって絵を描き始めるのです。散歩中に見掛けた女の人の髪型や、化粧の感じ(最近、アイシャドーとアイラインの違いを知った)や、表情や、雰囲気が無意識下で複雑に混ざり合ってくれてることを祈りつつ、カリカリカリカリ描き始めるのです。
お、そろそろ良いんじゃないか?出掛けよ。
夕刻のノーウェア・マン
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