タイトルの『LSD』は、60年代のロックスターやヒッピーの間で爆発的に流行した幻覚剤のこと。俗に言う「サイケデリック」という言葉は、このLSDを使用した時の幻覚感が語源となっていて、これをアート化したものが俺は昔から大好きで、そういう絵を描くのも大好きなんだけど、今回はちょっと60年代のサンフランシスコ(ヒッピーのメッカ)にタイムスリップしたつもりになって、そこでLSDをやってブッ飛んでるヒッピーの女の子の絵を描いてみました。たぶんこんな感じだったんだろうなあ、と。
当時、ヒッピーはフラワーチルドレンとも呼ばれていて、「ラヴ&ピース」という若者たちによる新興文化の象徴みたいにして持ち上げられていたけど、実際は頭のブッ飛んだ頭に花を差した全裸の男女が走り回り、人目も憚らずその辺の草むらでヤっちゃってたりしたという、要するに、ただの流行りもの好きの若い馬鹿の集団だったみたいです。
でも、ま、それはさておき、この時代に生まれた音楽や、ファッションや、映画は今でも全然古さを感じない、最高にカッコいい、素晴らしいものばかりです。
LSD
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