『自己不信』っていう言葉ってありましたっけ?もしあるんなら、この『自己不信』っていう言葉は、「自信がない」っていうこととは意味的に微妙に違うような気がするのは俺だけでしょうか。
自分自身を信じられている状態を「自信がある」と表現することには異議なし!意味合い的にどこにもズレを感じないけど、自分自身を信じられない状態を「自信がない」と表現した場合には、なんか微妙な意味合いのズレを感じるのは俺だけでしょうか。
「自分自身を信じられない」という言葉と、「自分自身を信用できない」という言葉の間にも、響き的にAmとAm7の違いのようなものを感じるのは俺だけでしょうか。
「あなたは自信がありませんね」と言われた場合、相手が何を言わんとしてるのかはわかる。わかるが何かピンと来ないものがある。この言葉のすぐ後に俺の右斜め後ろで審判が「ストラ〜イク!」と叫んだとしても、俺はどこか納得がいかずに首を傾げながら審判に「今の入った?」と尋ねてしまうと思う。でもこれがもし、「あなたは自分自身を信用できないでいますね」と言われたとすれば、これはど真ん中に150kmのストレートがビシッと来ている。俺は審判の声を聞く前にバットを持ってベンチに引き下がると思う。
日本語って本当に難しいですね。
2割を切る男
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