大人を名乗りたいんなら「選ばされた」なんて言葉は通用しない。いつも「選んだ」んであって、選んだ以上はそこにズドンと責任がある。
俺が選んだ。
私が選んだ。
「俺は選ばされた」は無いし、「私は選ばされた」もない。
「選ばれた」はある。でも選ばれたことを受け入れた時点でそれは「選んだ」んであって、「選ばされた」んじゃない。
あまりに抽象的な文章でなにが言いたいんだかさっぱりわからないかもしれない。でも、世の中には潔く「選んだ」と言える人も大勢いるが、その一方で「選ばされた」などと的外れなことを言う人も多々いるということを最近実感している。
「選んだ」と「選ばされた」には、ちょっとした言い回しの違い以上の違いがある。前者は責任を引き受けるということ。後者は誰かに責任を転嫁するということ。
大人は選ぶから大人。「選ばされた」などと言って許されるのは子供だけ...いや、子供でも許されるべきじゃないくらい卑怯な言葉だ。
「選んだ」と言え
トラックバック(0)
トラックバックURL: https://ikkei.me/mt/mt-tb.cgi/1036
コメントする