やることなすことどこかに必ず厭らしい計算があって、表面上笑っていても、目の奥は笑ってなくて、言葉使いが乱暴で早口で...みたいな人がうじゃうじゃと蠢いている中で、あのひとだけは異質。自然に浮いてて、浮きに浮いてて、「そりゃ売れるわなあ」と思う。
周りの計算に乗っかってるだけで本人に計算はなく、最近じゃ貴重だと言えるくらいの純粋な表情を浮かべていて(素晴らしい笑顔だ)、言葉使いが丁寧で、丁寧なんだけど組み立て方は滅茶苦茶で、普通に普通のことを喋っているだけなのに、俺なんかもう完全にツボにハマッちゃってて大笑いしてしまう。
稀有だ。素敵に稀有だ。ああいうのを本当の『癒し系』っていうんじゃないのか?
戦場カメラマン、渡部陽一、38歳。
純度高きによって浮く
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