音楽に関しては、「曲を書く」ということに関しては、これはもう完全に行き詰まってしまっている。いや、正しくは、「行き詰まってしまっている」ではなく、「行き詰まっている」で、「しまっている」なんていうような悲観的なものではない。
決して曲が書けなくなったわけじゃない。正直、書こうと思えば、そこそこのものならいつだって書ける。でも、今は、書いたところできっと、今までに書いたものの延長線上にあるようなものしか書けないに決まっているという確信染みたものが自分の中にあって、書かずにいる。
もう結構長いこと、音楽とは距離をあけている。まるで、「マンネリ夫婦別居中」といった感じが続いている。でも、この別居は決して、別離に向けての別居じゃない。その逆で、もっと深く自分を知って、高めて、相手を想って、知って、いずれまた新しい気持ちとやり方でもって、相手に恋焦がれながら生きていくということをやり直すために必要不可欠な別居だ。
はっきり言って、今現在の俺の全て、本当に『全て』は、いずれ鳴らす俺の新しい音楽のためにあるとさえ思っている。
プラトニクス
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