音楽が死ぬほど好きな人は、知らず知らずの内に数え切れないほどのレコードを聴くわけです。で、あれもこれもあんな要素やこんな要素に関して好き!みたいなことになって、「世界で一番好きな曲は?」と尋ねられても「一曲に絞れってか!?無理!」と、なるわけです。で、これは「夢、叶えてよ」に寄せられたボーンヘッドさんからの二度目の質問に対する答えにもなるかなと思うんですが、例えば、何故俺は、和田一憩は、オアシスが世界で一番好きなのか?何故、ビートルズよりもオアシスの方が好きだと言い切れるのかということ。これはもう「ビートルズ以上に俺のDNAに響くから」としか言いようがないわけです。わからない人にはわからない。わかる人にはわかる。分析なんていくらでもできるし、言葉を積めと言われればいくらでも積めるし、自分の本当に好きなものに関して語るというのは本当に楽しいことやけど、そんなのはもはや意味がない。ってなくらい好き!ってのが音楽を死ぬほど好きな人間にとって「一番好き!」と言えるバンドでありアーティストなわけです。
で、そんなこんなを踏まえてあえて今回語ろうかなと思うのが俺の「世界で一番好きな曲」です。これはもう本当にDNAの問題で、頭で考えてどうのこうのではないし、頭で考えたらきっと間違えた答えが出てくる。だからあえて考えず、分析せず..。
俺が世界で一番好きな曲はストーンズの『ルビーチューズデイ』みたいです。何故この曲なのかというと、ストーンズが初来日したのが俺が中1の時。で、その時から現在に至るまで十数年来ずっと、毎日、たぶん1日として欠かさず、気が付けば口ずさんでしまっている曲がこの『ルビーチューズデイ』なのです。これは自分でも不思議な現象で、昨日も一昨日も気が付けば口ずさんでました。サビ部と、曲の締めくくり、一番最後の部分のメロディが俺は本当に好きらしく、俺の核的な部分、それこそDNAの部分に響いているらしいのです。
ストーンズ初来日。ライヴの模様は民放で放送されて、俺はこれを見て一生音楽をやっていくことを決心しました。『ルビーチューズデイ』はライヴ中盤で演奏されて、サビ部ではキースが恍惚の表情を浮かべつつ、渋過ぎる声でコーラスをキメ、曲の最後部ではミックがクルッと後ろを向き、ゆっくりとチャーリーのいるステージ後部に歩いていき、ミックの動きに合わせるようにしっとりと照明が落ちていきました。
昨日のことのように覚えています(涙)
世界で一番好きな曲
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