白い空から傷口に
そっと舞い降りて
傷が癒えるまでの間
笑顔を浮かべてそこにいて
傷が癒えたら静かに
消えてなくなる雪のようなものだと思っていた
ところが振り子
大きな音を立てて
不自然に急に
優しさに振れて
不安
不安
不安
優しさは優しさで
優しさのまま消えてなくなる雪のようなものだと思っていた
詩 (2010.7.14に載せたものを再録)
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