大阪在住のうたうたい&絵描き&詩人 和田一憩(わだいっけい)のブログです。最新情報も随時配信していますので要チェック!!です。 携帯サイトはコチラ

不死蝶

| コメント(0) | トラックバック(0)

子供の頃から、ジグソーパズルの楽しさがさっぱりわからなかった。今でも好きじゃない。「これはここじゃないといけない」「それはそこじゃないといけない」といった具合に、「〇〇じゃないといけない」の連続で、自由な発想が許されないし、1ピースでもなくなるともうそれだけで、すぅ〜っと興味が失せてしまう。なんて窮屈な玩具なんだろうと思う。

その点、完成形や設計図のないブロックとかは結構好きだった。ま、完成形や設計図があったところで完全に無視してたけど。

やっぱり俺が一番好きだったのは「じゆうちょう」とか「らくがきちょう」だった。これはもう完全に自由が許される思ったし、今でも百均屋やコンビニで見掛けるとちょっと胸躍る。粘土も結構好きだったけど、「保存しにくい」というのが嫌だった。自由に作れて、もしそれが気に入った場合には、後々まで綺麗な形で残しておけるものが好きだった。

自由な発想で、後々まで残しておきたいと思えるものを作りたいという気持ちは今でも変わらないし、変わらないどころか年々強くなっていく一方なんだけれども、それはたぶん、中学生の頃だったろうか、そういうものを作ることによって、後々まで残しておきたいと思えるものを作ることによって、結果、自分以外の人たちにもそう思ってもらえるようなものを作れた場合には、その作品と一緒に、自分自身の存在も後々にまで、下手すりゃ「後世」にまで、残せる可能性がなきにしもあらずということに気付いたからだと思う。

要するに俺は死にたくないんだな。死んだとしても死にたくないんだな。

死んだ後も生きたい―この考え方は昔から変わらない。

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://ikkei.me/mt/mt-tb.cgi/1088

コメントする

プロフィール

いっけい

ビートルズ好きの両親の元、ビートルズを子守唄に育ち物心が付く前から音楽に慣れ親しむ。
学生時代からいくつかのバンドを結成し関西を中心にライブに明け暮れる。
現在はソロでの音楽活動に加えイラストも手掛けるマルチアーティストとして活動の幅を広げている。

いっけいの楽曲が聴ける!! MySpaceはこちら

2010年10月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31