大阪在住のうたうたい&絵描き&詩人 和田一憩(わだいっけい)のブログです。最新情報も随時配信していますので要チェック!!です。 携帯サイトはコチラ

私がしっかりせねば。

私は奴を、和田一憩を、完全に吸収してしまえたらなあ、吸収してやれたらなあと思う。私の方が奴よりも断然、強いからだ。

奴は口癖のように「生きにくい」と言い、私は私で口癖のように「いつまでもアンタの影は嫌だ」と言い、このサイコロステーキよりも小さく狭い世界の中で喧嘩が絶えなかった。

私はいつだったか奴がこのブログに「山の天気は変わりやすい。が、一つ屋根の下の天気はもっと変わりやすい」という文章を寄せたことを知っている。私はものすごく側にいながら、寄せることに反対しなかった。私には無縁のこと、奴にとって外的なことを書いていると思ったからだ。

「ひょっとして私とのことを言ってる?」気付いたのは、彼が彼ではなくなってしまってからのことだった。

私には読者の皆さん、特に男性読者の皆さんの私に対する興味が今、私のどこに向けて注がれているのかということが手に取るようにわかります。

ルックスでしょ?どうせ。

一憩の影、一憩のB面。和田一憩という極めてややこしく情けない人物と33年の長きに渡って苦楽を共にしてきた彼の中の女性性たる私が一体どんな顔をしているのか。それがめちゃくちゃ気になるんでしょ?そりゃそうですよね。顔の見えない人間の文章よりも、少しでも顔の見える人間の文章の方が読んでて感情移入できますもんね。

私はね。ズバリ、芸能人で言うと中川翔子に似てます。はっきり言って瓜二つで、万が一、あなたが「似てねえ!」と誤った判断、吠えたとしても、だからと言って私は私という人間のルックスは決して不細工ではないと思います。一憩には常日頃から「俺はもっと小雪とか鈴木京香みたいなんが良かった!」みたいなことを言われてますが、私は我ながら決して不細工ではない!と、断言できる、そんな顔です。背が低くてね。

ただ..性格が..性質が..小野洋子なんです。





いや、小野洋子っていってもね、あの、その、ジョン・レノンの奥さんじゃなくて..山形のぼくとつとした..値切りの上手い..。

昨日、このブログの一周年を目前にしてリタイヤした実に情けない男、和田一憩から急遽代打を頼まれました。最初は迷ったし断ろうとも思ったけれど、私と彼は一心同体、表裏一体、光と影の関係。彼の責任は私の責任でもあるので、やむを得ず一肌脱ぐことにしました。ノーギャラで。和田一憩...もう33年の付き合いになりますが本当にふざけた野郎です。

あ、自己紹介を忘れてました。『イッケイノウタ』の読者の皆さん、初めまして。私はいわば一憩の「影」で、一憩の中の女性的な部分を司ってきた者で、名前を阿仁真里(アニ・マリ)と申します。一憩が復帰するまでの間、私がこのブログを継続させていくことになりましたので、よろしくお願いします。

ところで、実は、皆さんが私の作品に触れるのはこれが初めてではありません。ここだけの話、一憩が「俺が書いた」と言い張っているものの中には私が拵えたものが少なからず、あります。例えば「M&M」という曲。あれは、あの曲のメロディは私が書いたものです。あと、一憩がバンドをやってた時によく「無題」って曲をやってたでしょ?あれも実は私の作曲です。一憩は私の書いたメロディに詞を乗せただけです。あの曲は一憩が発表した曲の中で唯一の「ワルツ」ですが、そもそも一憩が3拍子の曲なんて書けるはずがないでしょ?ね?あと、一憩がソロに転向してからも好んで演奏する「アニマ」って曲ね。あれもあれはあれに至っては作詞作曲ともに完全に私の手によるものです。だってほら、タイトルがタイトルでしょ?

ごめんなさい。でも、真実は真実。真実はいつも残酷ですよね。

この際だから、名刺代わりにもっと言うと、私が作ったにも関わらず一憩名義で発表されたものは実は音楽だけではありません。実はこのブログに載せた文章の中にも私が書いたものが少なからず、あります。例えば「信用失禁〜砂金と船〜」なんかは完全に私が書いたものだし、超短編小説「堀井ヴァイブル」のシッケーナという女性が出てくるくだりは完全に私のアイデアによるものです。あと、最近のものでは「連綿虫」ね。あれは、振戦がひどくなって携帯をまともに扱えなくなった一憩の言葉を私が代筆したものです。そう、最近の彼は完全に私ありきでした。ま、昔からですが。

と、いうわけで当分の間、このブログは私、阿仁真里が仕切ります。一憩が復帰してきた時にはこのブログのタイトル、『アニマリノウタ』になってるかもね。でも、ま、どうせ、奴は言うんでしょうね、「それはそれでええよ」って。だって奴は私で、私は奴なんだから。

今日から4月いっぱい、ブログを休止します。

愛読者(←本当にいるのかな?いてくれたら本当に嬉しい)の皆さん、1ヶ月だけ休むことを許してください。

ちょっとの間、個人的に色々考えたり、もしくは全く何も考えなかったりする時間をください。

よろしくお願いします!

ライブ、楽しみにしてくれていた方。ライブの為に仕事を休みにしてくれていた方、本当に申し訳ないです。

俺、体調を崩してしまった。

延期にします。本当にごめんなさい。

え?歩きタバコを止める気?微塵もござんせん。

詞が書けない。っていうか詞だけじゃない。正直、曲も書けなくなってしまった。

何も浮かばないわけじゃない。むしろその逆。浮かぶのは浮かぶ。吐いて捨てるほど浮かぶ。そこそこ良い曲なら10分で書ける。でも、自分が今まで培ってきたもの、いわゆる『癖』がどうしても出てしまって、その都度イラッ!ときて、ボツ!ボツ!ボツ!どれもこれも作品として残す気になれない。

俺はここらで一発、自分でも良し悪しのわからない、ブッ飛んだのを創りたい。

キッツイ酒を5リットルくらい呑んで、ブッ倒れて、誰かに「そうはさせん!」とばかりに抱え起こしてもらって、チューニングの狂ったギターを無理矢理押し付けてもらうとかすれば良いのだろうか。そうすれば何か、自分が自分であることを無視したかのような奇怪なものが自分から出てくるのだろうか。

30分でいい。ロックが死ぬほど好きな、でも俺とは聴いてきたもの、吸収してきたものが全然違う、自分以外の誰かになりたい。

俺は、俺という人間は『人間』としてはかなりの不良品だと思っている。従って、俺は俺という人間をあまり好きではない。いや、はっきり言って大嫌いなので、人に対して声を大にして「俺って奴ぁオススメですぜ!」なんてことは口が裂けても言えない。が、自分で自分のことをひとつの存在、例えば一枚のレコード、『作品』として捉えた場合には、俺は俺という人間は決して捨てたもんじゃないんじゃないか?と思えているがゆえに、人に対しても「俺って奴ぁ結構オススメですぜ!」なんてことは声に出しては言わないまでも、言わないだけで実は漠然と、しかしながら確実に、子供の頃から連綿と思っていたりする。

俺は、俺のたった一度きりの人生は、俺として、『和田一憩』として生きるより他、選択肢はない。んなことは考える前にわかっている。そして、繰り返すようだが、自分で自分のことを考えた場合に、思い付く限り全ての角度から自分自身を見つめた場合にも自分自身のことが嫌い、大嫌いかというと、それはそれでまた違うし、だからゆえに生きていけてるんだということもこれまた事実だと思う。

ところで、人にはそれぞれに「フィールド」ってもんがある。少しでも自分で自分のことを好きでありたいのならこの「フィールド」、「自分のフィールド」ってのを今一度深く掘り下げて考えるべきだと思う。

自分という人間をどう捉えて、自分の願望を踏まえた上で自分の人生の流れをどう見て、自分自身をどんなタイミングでどこに連れていくのか。

わかんねえ。さっぱりわかんねえ。考えれば考えるほどにさっぱりてんでわかんねえし、こうやって書けば書くほどに迷宮入りしていくけれど、答えなんて出ようが出まいが考え続けることに意味が、意味的なものがあるということだけはわかる。





考えなくなったら終わりだ!

書き込み、心から感謝します!

寄せてくれた文章の冒頭から、仕事上の愛想笑いが仮面みたいに顔面にへばりついたまま剥がれへんようになったらどないしよ...という不安が見てとれます。でもあんたは大丈夫です。俺はあんたのことを小学一年の時から知ってるけど、今でもあんたの笑顔はあの頃のまま、6才の頃から全く変わっておりません。逆にそれが問題なくらいです。数ヵ月前、久々に会って酒を酌み交わした。あん時もあんたの表情に違和感みたいなもん、これっぽっちも感じんかったよ。だから大丈夫。だいたい、「美脚」という単語の頭に「ザ」を添えることによって、まるで各種美脚がダイソーに並んでおるかのような錯覚に俺を陥れる腕を持っている人間の表情がそんないとも簡単に歪むはずがないのです。





美脚が好きです。美腕はも〜っと好きです。

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プロフィール

いっけい

ビートルズ好きの両親の元、ビートルズを子守唄に育ち物心が付く前から音楽に慣れ親しむ。
学生時代からいくつかのバンドを結成し関西を中心にライブに明け暮れる。
現在はソロでの音楽活動に加えイラストも手掛けるマルチアーティストとして活動の幅を広げている。

いっけいの楽曲が聴ける!! MySpaceはこちら

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