大阪在住のうたうたい&絵描き&詩人 和田一憩(わだいっけい)のブログです。最新情報も随時配信していますので要チェック!!です。 携帯サイトはコチラ

天神橋筋商店街は一歩筋を外れるとビジネス街。

『いつもここから』がいっぱいいる。

1.長い財布を後ろポケットに突っ込んで、大幅にはみ出させている奴は信用できない。

2.自分の彼女のことを「女」と呼ぶ奴とは、それなりに仲良くは出来ても決して友達にはなれない。

3.「中野」と「沢田」は信用できない(今まで、この名字の人間でロクなのに出会ったことがない)。

4.基本的表情において口の尖っている人間には深入りしない。

5.パーラメントを吸っている奴は100%信用できない。

6.巨人ファンとの関わりには妙な違和感が付きまとう。

7.サザンファンとの会話は5秒で底にたどり着く。

8.猫好きと会話をした後に残るのは空振り感。

9.過去にいじめに遭ったことのある人間には、親友にするに値する人が多い。

10.俺のことを忌み嫌う人間にはイヤミなオカマ野郎が多い。

高価な財布が解せない。財布が高価って何か物凄く本末転倒な気がする。意味がわからない。

傘じゃないだろうか。本来、所有するに高価たるべきは傘じゃないだろうか。

財布はそれが財布であるという時点で、高価安価を問わず、既に社会性なり現実性なりの塊みたいなもので、これに大枚をはたくというのは社会性の上にさらに社会性を、現実性の上にさらに現実性を積み上げているだけの見栄の上塗り的行為とも言えて何の面白味もない。一方、傘は我々の生活に欠かすことのできない必需品でありながら果てしなく軽視され、その場しのぎ的に使い捨てられ続けている、いわばこの国における『芸術』そのもののような品物であって、井上陽水の名曲「傘がない」や、仏国の名画「シェルブールの雨傘」等のタイトルを見てもわかるように、傘というものは古来、基本的に非常に詩的な品物で、これに金をかけるというのは、財布に金をかけるのとは比べ物にならないくらい夢のあることなんじゃないかと思うのである。





皆がもう少し傘というものに愛着を持って、より高価なものを求めるようになれば、ひょっとしたらそれが意外とこの国の芸術水準みたいなものの引き上げに繋がるのかもしれない。

天神橋筋商店街。昼間から酔っぱらいには事欠かない。

前後不覚に陥った泥酔のオヤジ。その辺の路地から奇声を上げて飛び出してきて俺を一発殴ってはくれないだろうか。

こう見えて少林寺二段。ひょっとしたら余裕で酔っぱらいのグーなんかかわせるのかもしれないけど、もし当たったらその時こそ俺、生まれて初めてキレられるのかもしれないし、その時こそ俺、劇的に生まれ変われるのかもしれない。

殴られて、キレて、その酔っぱらいを半殺しにできたら、俺の中で何かが確実に変わって、ものの見え方、自分自身の捉え方が劇的に好転する気がする。

そして、何より、胸を張って堂々と家に帰ることができるような気がする。

かかってこい!

キレてみたい。

見たこと、聞いたことが自分の中で何らかの形を成していく。

「使い捨て」な物は、「言葉」を含めて生み出したいとは思わない。





俺が北野武という人を尊敬、人生の目標の一つとして掲げ始めたのは小学4年の頃だった。あのひとがフライデー事件を起こした時は子供心に痛快だった。そして、気が付けばあのひとはお笑い芸人から映画監督、アーティストへと鮮やかにシフト変更。お笑い界でトップを極めた人間が瞬く間に映画界のトップ、「世界の北野」と呼ばれるまでに登り詰めた。あのバイク事故を含めて、あのひとのやることなすこと全てが最高だと思う。

昔、とある音楽番組にブルーハーツが出演していて、司会者に「あなたにとってロックな人とは?」との問いにヒロトもマーシーも声を揃えて「たけしさん」と答えていた。

2010年。あのひとの新しい映画『アウトレイジ』は早くも「傑作」との評価を得て、各紙面を賑わせている。

あなたは本当に、最高です。

じゃんじゃんじゃんじゃん時間がなくなっていく。

じゃんじゃんじゃんじゃん言葉が溢れ出てくる。

一体何の為の焦りだろう。誰の為の焦りだろう。





何事にも、何者にもビビることなく、自分の中の子供にもう少し伸び伸び遊ばせてあげて、自分の中の子供にもう少し自由に喋らせてあげて、解放してあげないと、どうにもならんのだろうなと思う。

説教をしないで欲しい。俺が縮むと、小さくなると、俺の中の子供は俺以上に窮屈な思いをするから。

もう許してやって欲しい。

幾つになっても、どこにいても、夕暮れ時の公園はたまらない。何とも言えず、悲しくなる。

子供の時、この季節のこの時間になると家の真裏にあった公園で毎日のように遊んでいる俺を父親か母親が迎えに来てくれた。

「そろそろご飯やぞ〜」





今じゃ跡形もなく取り壊されてしまったあの家。様変わりしてしまったあの公園。

伊丹最北端の夕暮れ。

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プロフィール

いっけい

ビートルズ好きの両親の元、ビートルズを子守唄に育ち物心が付く前から音楽に慣れ親しむ。
学生時代からいくつかのバンドを結成し関西を中心にライブに明け暮れる。
現在はソロでの音楽活動に加えイラストも手掛けるマルチアーティストとして活動の幅を広げている。

いっけいの楽曲が聴ける!! MySpaceはこちら

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