大阪在住のうたうたい&絵描き&詩人 和田一憩(わだいっけい)のブログです。最新情報も随時配信していますので要チェック!!です。 携帯サイトはコチラ

本屋。故・筑紫哲也の『筑紫哲也』なる本が売っている。表紙はキース・リチャーズの如くにカッコつけてうつむきがちに煙草を吹かしている哲也の写真。

死んだらなんとでもなるらしい。知名度があり、逮捕歴さえなければ、生き方がゆえにであろう口の歪み方をしたろくでもないオヤジでも何とか様になるらしい。

とある居酒屋。周りにも居酒屋は腐るほどあるが、その中でも一際ボロい、しかしながら一番客の入っている居酒屋の店内ではなく店外にポツンと置かれたテーブル、提灯に黄色く照らされたテーブルを前に俺は今、とある若干名の知れた男と呑んでいる。

その男は右腕を俺の肩に回した状態で、左手をちょくちょく勢い良く上げては「オヤジ!おい、コラ、オヤジ!」と叫び、俺が何度も「あの、僕、お金無いんですけど...」と言っているにも関わらず、そんな言葉は完全に無視してテーブルの上に焼鳥やらビールやらをじゃんじゃんじゃんじゃん運ばせている。「俺の奢り。気にすんな。てめえ男だろうが!」とかなんとか笑いながら言って。

彼は俺にその焼鳥やらビールやらをむやみやたらに、それこそ俺の口に捩じ込むような勢いで勧めながら、俺の背中をバンバン叩いては「頑張れや!な?てめえ男だろ?じゃ、突っ走れ!てめえのやりたいことに向かって脇目も振らずな。何て言うかそのぉ...(頭を掻き乱す。頭髪ぐちゃぐちゃ)...ま、とりあえず突っ走れや!てめえ男だろ?って言うかオメェもっと飲めよ。喰えよ。男らしく飲みかつ喰らいせえよ。金?金のことなんか気にすんなって。金の心配するくらいロックの神さんをガッカリさせるもんはねえだろ?だいたいオメェは俺を誰やと思てんねん。どうしても返したかったらオメェ、出世払い、出世払いでいこや!戦え男よ!」などと喚いて笑っている。







今、書斎で発泡酒片手にエレカシを聴いている。心から、一度で良いから、宮本(「みやもっ」と発音)さんと会って呑んでみたいなと思う。

彼は、彼の声はリアム同様、何か強烈に重いものを持ち上げようとしている人間、男の声だ。ただ、リアムと絶対的に違うのは、彼の声が男、それも日本の男、日本男児に限定して強烈な愛情と憐れみとエールを送っている、送り続けているという点だ。

もし彼に会えたら、「ありがとうございまあす!」と俺らしく静かに叫んで頭を下げて、妄想の中で彼が俺にしてくれたことそっくりそのまま彼に返そうと思う。「やっぱり俺は黙ってサッポロビールでしょう!」とかなんとか笑って言いながら奢らせてもらいたい。

宮本浩次、死ぬほど好きだ。あなたのことが大好きだ!

「買い物行ってきて」と手渡されたメモに『卵』って書いてあるとめちゃくちゃ緊張する。万が一、買って帰って袋を開けた際に割れてでもいようものなら、自分は何をやってもダメだあ!といった自暴自棄的感情でいっぱいになり、心の中で「俺はインポテンツだあ!」と叫び、「いや、もはやテンツインポの域だあ!」と何故だかひっくり返して叫びなおして叫びたおし、誰一人客のいない商店街の中にある誰一人客のいない居酒屋をあえて選んで八代亜紀の歌声を肴に底なしにやけ酒を煽りたくなるに決まっているからだ。

そもそも、卵を包むあの透明のケース。あれは何故あんなにもふにゃふにゃなんだろう。何故あんなにもやる気がないんだろう。もっと超合金みたいな、殴ったら確実に人を殺せそうなぐらいガチガチのケースでガチガチに包んではもらえんだろうか。

もらえん。

数分前、トイレを借りようと思ってパチ屋に入ってトイレに入ったら、待ってました!とばかりにビートルズの曲がかかって、レノンが歌いだした。

「どないせえっちゅうねん!!」心の中で叫んだ。

久々に「俺の絵」を描いた。ペンを握って、紙を前にして、何も考えず、本当に何も考えず、自分でも何が出てくるんだかわからないといった感じで描いた。

こんなのが出てきた。タイトルは「Y less 6F」。

この絵は結果的にとある特定の人物、友人に捧げるものになった。俺自身、完成後そうとしか捉えようがなかった。で、その人物、友人にはついさっき「絵を一枚捧げます」とだけ伝えた。

しかしまあ、俺の絵は何かに似ている。黒と赤と白のコントラスト。俺はこの色使いをものすごく気に入っているのだが、とにかく、何かに似ているとずっと思っていた。

俺の絵は新ジャンルだ。ドロンジョ的色使いと、グランジの壊れ方を足して2で割って『ドロンジ』だ。俺の絵は『ドロンジ』だ!





また管理人さんにお願いしてちゃんと綺麗にアップしてもらうけど、それまでの間はこれでご勘弁を。とにかく、描いててめちゃくちゃ楽しかったよ。

カッコいいオッサンになりたいなと心から思う。中学生の時に思い描いていたような、カッコいいオッサン、カッコいい大人。

キース・リチャーズみたいになりたい。ビートたけしみたいになりたい。町田康みたいになりたい。

理想の形はあの頃からこれっぽっちも変わってない。

泣けてくる。

俺とお年寄りのコラボ画をもう一枚。

髪が黒で、髭が白で、国籍不詳で、年齢不詳で、サンタと言えばサンタで。

来月に迫ったクリスマス。俺が書いた下絵に、お年寄りが一生懸命、色紙をちぎっては貼り、ちぎっては貼りして完成した大作。

俺のもう一つの顔―介護士。俺は昨日でこの絵のある施設を辞めることになった。成り行きとは言え、この絵が俺にとっての良い置き土産になった。

今年のクリスマス。この絵がこの施設に住まうお年寄りの皆さんと、この施設で働く職員の皆さんのクリスマスを楽しく彩るものになれば、ものすごく幸せだな、最高だなと思ってます。

管理人からのお知らせです。

ブログのトップにお知らせ欄を設置しました。

いっけいの最新情報等々を随時追加しますのでよろしくお願いします。

またその欄にも記載しておりますが最新のお知らせです。

 

MySpaceに曲を5曲追加しました。

しかも世界初公開 いっけい幻のソロ音源(全曲スタジオ収録)の公開です。

バンド時代の音源も引き続き試聴できますので、ぜひぜひご堪能ください。

そこで、今回新たにに公開したソロ音源の紹介をさせていただきます。

 

1.モナリザ

後期リプライズではおなじみの名曲。いっけい自身も自画自賛のメロディーと詩。

まさにいっけいの真骨頂かつ代表曲といえます。

 

2.アニマ

いっけいの昔からのファンならご存知、いっけい自身のすべての楽曲の中でも初期に創作された曲です。ポップなメロディーながらも歌詞をよく聴くとぜんぜんポップじゃない。いっけい節炸裂の楽曲。

 

3.雛

いっけいが知人の娘に贈った?曲。シンプルなメロディと歌詞だが、節々に流れるいっけい節と誰もが口ずさみたくなるメロディが気持ちいい!!管理人がぜひみなさんに聞いてほしいといっけいを説得し今回MySpace公開に至った楽曲です。

 

4.バンドマンロック

いっけいファンにはたまらない、おなじみのロックナンバー(表現が古いが。。。)

バンド時代何度も演奏しまくったバンドマン賛歌。バンドマンロックといってるがアコースティックバージョンも気持ちいい。バンドバージョンも公開しているので聞き比べるとまた楽しめます。

 

5.青空

初期リプライズではよくライブの最後で演奏した曲です。誰もが口ずさみたくメロディで、ファンからのリクエストの多かった名曲です。

 

以上、管理人からの勝手気ままな曲の紹介です。

ぜひぜひ聴いてみてください。 →MySpaceはこちら

稲葉浩志。

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プロフィール

いっけい

ビートルズ好きの両親の元、ビートルズを子守唄に育ち物心が付く前から音楽に慣れ親しむ。
学生時代からいくつかのバンドを結成し関西を中心にライブに明け暮れる。
現在はソロでの音楽活動に加えイラストも手掛けるマルチアーティストとして活動の幅を広げている。

いっけいの楽曲が聴ける!! MySpaceはこちら

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