大阪在住のうたうたい&絵描き&詩人 和田一憩(わだいっけい)のブログです。最新情報も随時配信していますので要チェック!!です。 携帯サイトはコチラ

眠れないので、もう一枚描こうと。

ちょっと原点回帰。黒と赤の2色のみを使って、女性画を描いてみた。

やっぱり得意な画法だけはある。良い出来だ。

今夜はもう一枚いける気がして描いたらいけた。紫の『ポイズン・アイヴィー』

これまたタイトルは絵を見て閃いたのをそのまま採用。ホリーズ等、60年代のビートバンドがよくカヴァーしてた曲の名前だが、意味は知らない。

黒、青、赤、緑、紫ときて、次は何色でいけば良いんだろう。でも、ま、とりあえず今日のところはこれくらいにしておこう。

黒の『胡蝶蘭』、青の『欧州祇園』、赤の『赤い面影』に続く単色美人画第4弾、緑の『メイベリーン』。

タイトルは絵を見てパッと閃いたものをそのまま採用。確かチャック・ベリーの曲名だったと思う。

一切何も考えず、まさに「無」の状態で、8分くらいで描き上げた。もちろんいつもいつも上手くいくわけじゃないけど、最近たまにこういうことができるようになってきた。

『恋のジャンヌダルク』の幼なじみで、女王『female』の侍女。女王の身の回りの世話をしたり、ジャンヌの鎧の手入れをしたり、毎日忙しく走り回っている。

真面目過ぎるくらい真面目で、笑いというものが全くと言っていいほど理解できず、ほとんど笑顔を見せないので、女王からよく「もう少し笑うようにしたら?」などと言われている。こんな時、ジャンヌはよく女王の後ろから首を出して「女王のおっしゃる通りよ。あなたに冗談を言うたび、私がスベったみたいになるんだから」と口を挟むが、カトリーヌは「スベる」という言葉の意味が理解できず、キョトンとした表情を浮かべるのであるが、女王はカトリーヌのこのキョトン顔がたまらなく好きで影では「私のキョトンちゃん」などと呼んで寵愛していたりする。

あれ?そういえば今夜は裏庭から鈴虫やコオロギの鳴き声が聞こえない。完全な静寂だ。

「蛙が鳴くと雨が降る」みたいな感じで、この時期に鈴虫やコオロギが鳴かないということにも何か意味があるんだろうか。何かの前触れなんだろうか。

明日、何が起こるんだろう。良いこと?悪いこと?

良いことではないような気がする。

以前、極めて身近な人がある友人に関してこんなことを言った。「プロでもないのに自分のことをアーティストって言うのっておかしいと思う」





プロじゃない。でも俺はアーティストだ。

大人として男として社会人として終わってても、アーティストとしてイケてるんならそれでいい。

人間が生涯を通して死守すべきはアイデンティティーだ。自分は何者かという自覚であり、プライドだ。人はアイデンティティーがあるから生きていける。そして、俺は、俺のアイデンティティーは、「俺はアーティストだ、馬鹿野郎!」ということだ。

アーティストとして見てもらえたら、アーティストとして求めてもらえたら、俺は応えるよ。全力で応えるよ。

ところであなたのアイデンティティーは?もし教えてくれたら俺はそのアイデンティティーに沿ってあなたを見て、あなたに求めるよ。

もちろん、本当は教えてもらうなんてことなく、そんな大切なことを言葉に変えさせるなんて無礼なことをせず、俺があなたのそれにいち早く気付けたらそれが一番良いんだけどね。

より良い関係。お互いのアイデンティティーを尊重し合うこと。

言いたいこと、表現したいことが山ほどある。もっともっと吐き出さないとどうにもならない。

俺の中から出てくるものの中には、いくつか素晴らしいものが紛れ込んでる可能性があるよ。

審判的な受け方をしない人には、包み隠さず、全てをありのままに打ち明けたい、披露したいと思う。

いちいち審判的な受け方をする自信過剰な人や、いちいち妙な誤解をする感受性に乏しい人には俺は何も提供しない。たとえ提供したとしても、結果的には提供しなかったのと同じことになるだろう。

俺はあの手この手でありとあらゆるものを吐き出す。中には掘り出し物があるかもよ。

見つけたらそれはあなたのもの。喜んで差し上げます。でも、見つけたらとりあえず俺にもそれを見せてください。それが自信に繋がりますんで。

『female』って本当に綺麗だ。

懍としていて、表情のどこにも疑いや憎しみの相がない。

祈りがあって、許しがあって、芯の強さと大きな優しさを感じる。自分の中からこれが出てきたことを奇跡的に思う。

この絵があるのは、この女の人がいるのは世界で唯一、俺の部屋だけ。そして、この絵は俺のもの。これが俺のものだという事実!これが凄い。死ぬほど嬉しい。

夜、眠れない時はこの絵を眺めるに限る。時間がゆっくり、優しく流れていく。

スピードが速すぎるんだな。あと、何もかもが両極端で、両極端なところにもってきて選択肢はいつも二者択一で、その上さらにありとあらゆることが多数決の世界なんだな。で、この「多数」ってのがまた烏合の衆、要するに馬鹿の集団で手に負えねえんだけどどういうわけだか馬鹿の分際でものすごい力を持ってやがんだな。

どこにも真ん中、ニュートラル、中間層が見当たらねぇんだな。何事においても中間層は「どっちつかず」なんて「例外」扱いされておしまいだけど、本当はこの中間層、例外にこそ人生の妙ってのはあると思うんだけどなあ。違うのかなあ。

速い。喧しい。眩しい。野球で言うところの「走攻守」みたいなもんで、今の世の中は「速喧眩」だな。しかしまあヤな3拍子が揃っちまったもんだ。落ち着けねえったらありゃしない。その一方でみんな、どいつもこいつも「癒しだ癒しだ」と喚き散らしておりますなあ。「癒し」という言葉を安易に連呼するあたり、馬鹿ですなあ。喧しいですなあ。あと、あれだ、世の中の流れと、この「癒し」という言葉の間の距離感、違和感、不協和音というのはものすごいものがありますなあ。これはこれでまためちゃくちゃ喧しい、めちゃくちゃ両極端な光景だと言えますわなあ。

わかりませんなあ。何をどうすりゃ良いんだかさっぱりわかりませんなあ。どこで何をすりゃ良いんだかさっぱりわかりませんなあ。方向がわかりませんなあ。そこら中に一方通行の標識...従いたかねえなあ。窮屈だなあ。

全くもって。

誰かがギラギラしてる時は、誰かが休んでる。

誰かが休んでる時は、誰かがギラギラしてる。





絶えず「前向きでいなきゃ」とか、絶えず「ギラギラしてなきゃ」とか思ってたら疲れるだろうし、疲れるのは当たり前だし、それはカッコ悪いことでもなんでもない。

7回まで投げて、コントロールが定まらなくなってきたんならリリーフピッチャーに後を任せりゃいいし、こりゃ今日は打てねえぞ、だって全然ボール見えねえんだも〜んと思ったんなら監督に「も〜ん」と言って代打を出してもらえばいい。

広い視野が要るな。あと、長い目も要るよ。

アンタがちょっと休んだからといって、誰もアンタを怠け者だなんて思わないよ。だってみんな、常日頃のアンタの頑張りをよ〜く知ってるんだから。

大丈夫!

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プロフィール

いっけい

ビートルズ好きの両親の元、ビートルズを子守唄に育ち物心が付く前から音楽に慣れ親しむ。
学生時代からいくつかのバンドを結成し関西を中心にライブに明け暮れる。
現在はソロでの音楽活動に加えイラストも手掛けるマルチアーティストとして活動の幅を広げている。

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