大阪在住のうたうたい&絵描き&詩人 和田一憩(わだいっけい)のブログです。最新情報も随時配信していますので要チェック!!です。 携帯サイトはコチラ

名前は竹尾千夏。そう、『竹尾 涼』の姉である。泣きぼくろがトレードマークの竹尾姉妹。妹は右に、姉は左にある。

妹、涼の身長が158cmと小柄であるのに対して、姉、千夏は169cmと、結構な長身である。

千夏は見かけによらず、ナイフとフォークを使うのが苦手で、ゆえにいわゆる「気取った店」が嫌いで、フランス料理やイタリア料理よりも断然、和食や中華を好む。とりわけ「餃子の王将」が好きで、王将に行くとメニュー表には目もくれず、餃子4人前と瓶ビールを注文するというのが彼女の中の定番だったりする。

あと、千夏は阪急電車駅構内にある「阪急そば」が大好きで、数年前、ダイエット中に大阪は十三の阪急そばの前を通りかかった際、「ここはグッとこらえて...」と自らに言い聞かせて4メートルほど通り過ぎたがどうしても我慢できず、体の向きはそのままに、まさかのバックで4メートルの距離を後退、店に入っていったことがあって、このことは今でも十三の阪急そばで働くオバハンたちの間で伝説として語り継がれている。

広8―22神

1.前文章で「俺の絵は絵ではありません。マンガみたいなものです」と書きましたが、このブログ上では一応、便宜上、自分の作品のことを「絵」と表記させていただきます。毎回毎回「マンガみたいなもの」って書くのは非常に面倒臭いので。

2.『自己評価〈6〉』の中で一枚、評価し忘れてたものがあったので、ここで発表させていただきます。以下の通りです。

・白い悲しみ ★★★

潜りで大芸に通っていた14年前。知り合った芸大生たちと毎晩のように芸術論みたいなものを闘わせていたけど、俺は芸大生たちの「理解できないもの=芸術」みたいな考え方に反対だった。確かに受け手のレベルというものはあって、レベルの高い人には理解できても、低い人には理解できない作品ってのはあると思うし、本物を本物だと言える人は本当はほんの一握りしかいないような気はする。要するに「見る目」のあるなしってのは確実にあると思う。でも、誰にも理解できないものが芸術かというとそれは俺はただのゴミだろうと思う。だから俺はいつもビートルズなんかを例に出しつつ「わかりやすいってのも立派に芸術だ」と主張していた。

「爆笑王」と呼ばれた桂枝雀の落語はとてもわかりやすかった。でも、身振り手振りが大きいことから咄家としての評価は低かった。同じく「どうもすいません」で有名な東京の伝説の落語家、林家三平は枝雀同様、「爆笑王」と呼ばれていたが、落語家としては禁じ手とも言える客いじりを多用することからやはり咄家としての評価は低かった。古典を愛する人たちの目には稚拙な芸として映ったんだと思う。でも、「落語は難しくてよくわからない」と言っていた一般人の足を寄席に向けさせた功績というものを考えた場合にはこのご両人というのは本当に凄いと思う。「落語は難しい」と思っていた人たちを「落語ってオモロイやん!」と思わせたのは、ご両人がそもそも芸達者であったのはもちろんのこと、その芸の、噛み砕いたような「わかりやすさ」にあったんじゃないかと思う。

ところで、絵画って難しい。「歴史的名画」と呼ばれるものを観ても、何だかよくわからないというのが正直なところだし、これが抽象画となるとさらに一層わけがわからない。言わずもがな、芸大生はどいつもこいつも抽象画ばかり描いていたけども...。

そこで俺の絵に関して述べさせていただくと、まず、俺の絵は絵ではございません。絵とは呼べません。マンガみたいなものです。ただ、めちゃくちゃ良く言うと、前述の枝雀さんや三平さんの落語のように「絵は難しくてわからない」と思っている人に「あ、これならわかる」と思ってもらえたら、そしてついでに気に入ってもらえたらそれが何よりだと思っています。あの時の芸大生たちに「ただのマンガじゃん」って言われたらそれこそ俺の望むところ。「ゴミよりマシじゃん」って答えるだろうと思います。

芸術とゴミは紙一重。線引きが難しいけど、でも、例えば同じゴミでも、わけのわからない理解不能なゴミよりは、わかりやすい理解できるゴミの方がずっと存在価値があるだろうというのが、俺のものを創る上での信念です。

はい。

・世界を売った女 ★★☆

・恋のジャンヌダルク ★★★★★

・何も言えなくて...夏 ★★★☆

・悪夢除鏡 ★★★☆

・戦友の死 ★★★★☆





※『恋のジャンヌダルク』まではB4サイズ。『何も言えなくて...夏』以降はA4サイズ。

最近、ほぼ毎日、この時間になると散歩に出る。

そして、以前、盆踊りの時に紹介した桑田公園のベンチに座って、特に何をするでもなくぼ〜っとしている。

写真は公園内にある、俺が小学生の時に愛用していた秘密基地。この上で漫画を読んだり、昼寝をしたりしていた。3、4人同時に上がれた記憶がある。

今でも登り方は覚えてるけど、今登ったら確実に通報されるのでやめとく。

うつになると、めちゃくちゃ疲れやすくなります。

病院の先生の言い方を引用すると「例えば、やるべきことが4つ、ABCDとあるとすると、普通の人は連続してできるんだけど、うつの人はAをやったら休み、Bをやったら休み...といった感じになる」

俺もまさにそんな感じで、何か一つのことをやると、ドッと疲れが出て、気付けば寝てしまってます。

人によっては食欲や性欲が著しく減退するし、睡眠障害にもなります。俺の場合は「寝るのが怖い」というのがずっと続いてます。寝てる間に知らぬ間に時間が流れていってしまうということが嫌で、不快で、疲れ切って手も足も出なくなるまで起きておくという感じです。これはうつの人の典型的な症状らしいです。

あと、「うつと言えば自殺願望」みたいなところがあるけど、これは事実です。無力感とか、劣等感とか、自己嫌悪とか、罪悪感とかがドッと押し寄せてきて、「お先真っ暗」と思えた時には「死にたい」というのがどうしても出てきます。俺自身も何度も考えたし、俺の周りには幸い死なずに済んだけど、実際に行動に移した人が一人以上います。

数日前、そうやって実際に行動に移した人、二人に会って話をする機会がありました。二人とも言ってたのは「理解してもらえない」ということでした。「日本人なんてみんなうつと言えばうつやで」とか「自分も落ち込んでどうしようもない時があったんやから」とか言われて、言い返す言葉がないという辛さ。言い返せばただの自己憐憫野郎みたいになってしまう。でも「違う!」と強く思う。あんたのそれと俺のこれは絶対に違う!と身をもって思う。でも言えない。言っても無駄だと思う気持ちが積み重なって引きこもる...最悪の道筋です。

以前は俺もうつの人のことが全く理解できませんでした。懺悔すると、馬鹿にしたことさえあります。でも今はただただわかってあげて欲しいと思います。わからないのならわかろうとしてあげて欲しいと思います。うつの人にとって一番「要らない」人種はわからないのにわかったようなことを言う人です。逆に、わからないならわからないなりに黙って話を聞いてくれる人の存在というのは本当にありがたい存在です。

短いけれど、この文章を今、うつに苦しんでいる人と、その周りにいる人と、今後うつになる可能性のある読者の皆さんの為に書き、残します。





〈あとがき〜前兆記〉大阪にいた時、俺は天六商店街をぶらつくのが大好きでした。でも、うつだと診断される数ヵ月前から、商店街を歩いている時の自分のものの見え方、感じ方に強烈な違和感を感じ始めました。商店街を歩く人たちに対して以前は全く感じたことのない疑問を抱いている自分がいました。それは「この人らみんな、なんで笑ってるんやろう?何がそんなに楽しいんやろう?」というものでした。この感じ方は商店街を最後に歩いた頃には「どいつもこいつもニヤニヤしやがって」という怒りみたいなものに変わってしまってました。今にして思えば、あの違和感は「前兆」だったのかなと思います。

普通、書かないであろうことを書きます。誰一人として俺のブログにこういった文章を期待していないであろうことを承知の上で書きます。間違えた解釈や誤解を招くことを承知の上で書きます。俺がここに書き、残すことで、いずれ、誰かの為になることを祈りつつ書きます。

うつについて。

まず、うつは病気です。身体の病気と同じように、専門家に診てもらって診断してもらう病気です。残念ながら「うつは病気」だということをしっかり認識しているのはうつの人だけのような気がします。そして、うつは次の3つの要因に分かれます。

1.心因性うつ/例えば、身近な人が亡くなったとか、離婚したとか、会社をクビになったとか、外的にわかりやすい、自覚的な原因が元でなるうつ。

2.内因性うつ/意識的にはわからない。自覚がない。長い時間をかけて自分の中で蓄積されたものが脳内の伝達機能に影響を及ぼしてなるうつ。

3.混合性うつ/心因性であり内因性でもあるうつ。

基本的には薬剤治療は内因性と混合性に対して有効だとされていて、心因性には(例外はあれど)効き目がないとされています。内因性は脳の伝達機能の異常が原因なだけに医学的なアプローチが有効だけど、心因性の場合はまさに「心の病」で、患者にとって理由がはっきりしていて、自覚的なだけに専門家によるカウンセリングでの治療が主になるみたいです。

俺の場合は自分で勝手に、素人判断で心因性だと思ってました。だから、病院でうつの診断を受けて薬を処方されても納得がいかず(例えば、身内が亡くなったとしてその悲しみを薬で治すなんてのは信用できないでしょ?)、このブログでもリアルタイムで勇ましく書いたように、薬を医者には内緒で抜くことにしました。9日ほど抜いたんですがこれが地獄でした。歩いていても平衡感覚がなくて千鳥足になるし、記憶力があからさまになくなるし、確実に覚えていた電話番号とか人の名前や顔さえ思い出せなくなるし、目を閉じて横になると床が波打ってるように感じるし、ちょっと感傷的になると涙が止まらないし...大変でした。でも、こういった身体的なものは病院で薬をもらってきて飲むと、すぐに治りました。ってことは俺は内因性でもあったってことで、要するに混合性で、最近は欠かさず薬を飲むようにしています。薬は飲み続けることに意味があるということも後になって知りました。

とにかく、素人判断は絶対にダメだということです。

(後編に続く)

当然、実際はもっと鮮明に見えてる。

昼夜を問わず、気付けばこの絵を眺めて過ごしてる。

昔、11才年上の友人が「本当に凄い絵からは音楽が聴こえる」と言っていた。

凄い絵だとは思わない。全くもって思わない。冗談じゃない。凄い絵というのはミケランジェロとかダ・ヴィンチとかルノアールとか...本当に凄い。でも、俺はこの絵がミケランジェロやダ・ヴィンチやルノアールの絵よりも好き。俺はこの絵が凄く好き。

音楽が聴こえる。

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プロフィール

いっけい

ビートルズ好きの両親の元、ビートルズを子守唄に育ち物心が付く前から音楽に慣れ親しむ。
学生時代からいくつかのバンドを結成し関西を中心にライブに明け暮れる。
現在はソロでの音楽活動に加えイラストも手掛けるマルチアーティストとして活動の幅を広げている。

いっけいの楽曲が聴ける!! MySpaceはこちら

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