大阪在住のうたうたい&絵描き&詩人 和田一憩(わだいっけい)のブログです。最新情報も随時配信していますので要チェック!!です。 携帯サイトはコチラ

タイトルの『LSD』は、60年代のロックスターやヒッピーの間で爆発的に流行した幻覚剤のこと。俗に言う「サイケデリック」という言葉は、このLSDを使用した時の幻覚感が語源となっていて、これをアート化したものが俺は昔から大好きで、そういう絵を描くのも大好きなんだけど、今回はちょっと60年代のサンフランシスコ(ヒッピーのメッカ)にタイムスリップしたつもりになって、そこでLSDをやってブッ飛んでるヒッピーの女の子の絵を描いてみました。たぶんこんな感じだったんだろうなあ、と。

当時、ヒッピーはフラワーチルドレンとも呼ばれていて、「ラヴ&ピース」という若者たちによる新興文化の象徴みたいにして持ち上げられていたけど、実際は頭のブッ飛んだ頭に花を差した全裸の男女が走り回り、人目も憚らずその辺の草むらでヤっちゃってたりしたという、要するに、ただの流行りもの好きの若い馬鹿の集団だったみたいです。

でも、ま、それはさておき、この時代に生まれた音楽や、ファッションや、映画は今でも全然古さを感じない、最高にカッコいい、素晴らしいものばかりです。

俺がいつも吸っている煙草『エコー』。もし、このエコーに、エコーを吸っている人間をいつも側で見守ってくれている妖精がいたらどんな感じだろう?という想像から生まれた一枚。

この絵がプリントされたTシャツ、絶対売れると思う。そして、この絵の看板を全国の煙草屋の店頭に置いたら、エコーの売上げ、確実に上がると思う。

とりあえず、エコー愛好家の皆さんは一人残らず、この絵を携帯の待ち受けに。きっと何か良いことが起こるはず。

社会的自立だけが「自立」だと思っている馬鹿がいる。例えば独り暮らしをしていない人、例えば定職に就いていない人に説教をして嘲笑うような人種がこれに当たる。でも、こういう馬鹿に限って、腹を割って話をしてみると人格的にはスカスカだったりする。自分の考え方を全く持っていなかったり、持っていないからゆえに他人の、不特定多数の考え方に安易に流されたり、不特定多数の影を背後にチラつかせながら人の考え方にいちいち余計な審判を下したり、人のちょっとした過ちをいつまで経っても許さなかったりする。

自立は自立でも、「人格的自立」ってのもあるだろう。社会的自立だけが「自立」だと思っている馬鹿は、自分が人格的にはいかに稚拙かということに実は薄々気付いてるんじゃないか?と思う。だから、そこんところを隠そうとして社会的自立の方を無闇に声高に前面に押し出してくるんだろうと思う。要するに「社会的である」ということに依存している。他人の依存を笑える立場か馬鹿野郎。





ところで以前、ある女性先輩介護士に施設屋上の喫煙所で教えられたのは「丁寧さにスピードは付いてくるけど、スピードに丁寧さは付いてこない」ということだったが、これはこの2つの「自立」に関しても同じことが言えると思う。

人格的自立に社会的自立は付いてくるけど、社会的自立に人格的自立は付いてこない。

だからこそ、人格的に自立できている人間は社会的自立を神のように崇めている馬鹿とは違って、人格的自立の重要性を無闇に声高に前面に押し出したりしないし、他人に説教したり、嘲笑ったり、許せなかったりということがないんだと思う。

社会的自立なんて金さえあれば何とでもなる。運よく宝くじで1等でも当たろうもんならそれで即解決する。でも、人格的に自立する為には金が幾らあっても何の役にもたたない。

世の中、社会的自立を重要視する人間の数が、人格的自立を重要視する人間の数を圧倒している。だから、今の世の中的には「金がすべてだ」と断言できる人間の方が「金がすべてじゃない」と言う人間よりもずっとまともだし、常識的だと思う。

社会的な圧力が、人格的な輝きを無視したり、圧し潰したりしている様は本当に見るに忍びないし、何とかしたいとは思うけど、残念ながら今の世の中、本当に金がすべてだし、かくいう俺自身が社会的屍にして人格的峠にあるもんで、どうにもならない。

無力...あまりに無力。

もし、心にタトゥーを入れてくれるという「心の彫師」がいたら、俺は早速伺って「蠍をお願いします」って言うと思う。

彫師は俺の目をじっと覗き込んでから「わかりました」とだけ言って、これを彫ってくれると思う。

〈破棄〉

・中世小窓

・マッカートニー夫人

毎日、夕方に散歩に出掛ける以外は机に向かって絵を描いているか、窓際の所定の位置、座椅子に座って自作の絵を眺めるかしている。

絵を描いてないと不安でしようがない...というのは一体どんな神経なんだろう。どんな精神状態なんだろう。

絵を眺めながら「この人らが絵の中から出てきてくれたらなあ」なんてことをよく思う。

たまにジャンヌダルクの額の紫点が光ったような気がしたり、阿仁真里が笑ったような気がしたりする時がある。完全に気のせい...とは全くもって思えない、思いたくない俺という人間。

困ったもんだ...。

1位(―) Nの心象

2位(―) 恋のジャンヌダルク

3位(―) 阿仁真里

4位(初) 素敵な不似合い

5位(↑) 貴方は頑張りました

6位(↓) バタフライ

7位(↓) ムーラン・ルージュ

8位(↓) 祈りの少女

9位(↓) 木陰の愛嬌

10位(―) 全ての女性にユーモアを

「美人」っていう基準で言うと、今のところ『胡蝶蘭』と、この『欧州祇園』が2トップかな、と。





〈破棄〉

・19

・白い悲しみ

・20 years after

「先生、私、「怒る」ということのできる人間になりたいんです。何とかなりませんか?」

「そうですか。わかりました。じゃ、これを被ってみてください。はい、どうぞ」





「.....先生、これ、私、何か全然似合ってないような気がするんですけど」

「はい。正直申し上げて全く似合っておられません。わたくし、失礼ながら今、必死に笑いを堪えております」

「.....」

「そのずきんは『怒ずきん』と申しまして、人格的に「怒」の感情の似合う方にはバッチリフィットするんですが、「怒」の感情の似合わない方にはサイズ的にも見た目的にも全く似合わないように設計されておるのです」

「じゃ、私には「怒」の感情が似合わないってことですか?でも先生、そもそも人間の感情に似合うとか似合わないとかってあるんですか?」

「ありますとも。例えばうちのかみさんなんて、その怒ずきんがまるで身体の一部かのような勢いで似合いますよ。あまりにフィットし過ぎて外れなかったことさえあったくらいなんですから」

「私は先生の奥様が羨ましいです」

「そうですかぁ?私は全くそうは思いませんよ。素敵なことじゃないですか。怒ずきんなんて似合わないに越したことはないんですよ」

「そんなもんでしょうか?」

「そんなもんです。あなたは無理に怒る必要なんてない。似合わないんですから。だから今後、もし無理に怒ろうとしている自分を感じた場合にはぜひ思い出してみてください。今のそのお姿、怒ずきんを被っておられるご自分のお姿を思い出してみてください。失礼を承知でもう一度申し上げますが、私は今も必死に笑いを堪えておりますよ」

「そうですか。そうですよね。だって私自身、先程から必死に笑いを堪えてますもの。ずきん、お返しします。私に「怒」は似合いません」

「そうです。そしてそれは本当に素敵なことです」

「素敵なこと...」

「そうです、本当に本当に素敵なことです」

1位(↑) Nの心象

2位(↓) 恋のジャンヌダルク

3位(↓) 阿仁真里

4位(―) バタフライ

5位(―) ムーラン・ルージュ

6位(初) 貴方は頑張りました

7位(―) 祈りの少女

8位(↓) 木陰の愛嬌

9位(↓) 夢と鎧とキューピッド

10位(―) 全ての女性にユーモアを

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プロフィール

いっけい

ビートルズ好きの両親の元、ビートルズを子守唄に育ち物心が付く前から音楽に慣れ親しむ。
学生時代からいくつかのバンドを結成し関西を中心にライブに明け暮れる。
現在はソロでの音楽活動に加えイラストも手掛けるマルチアーティストとして活動の幅を広げている。

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