大阪在住のうたうたい&絵描き&詩人 和田一憩(わだいっけい)のブログです。最新情報も随時配信していますので要チェック!!です。 携帯サイトはコチラ

「許せない」というのは、「背負う」ということで、「許す」というのは「解放される」ということだろう。

一人を許せないと、一人の人間を背負うことになるし、二人を許せないと二人の人間を背負うことになる。そして、記憶は時に悪霊と化して自分にのし掛かってくる。

だから、キリスト教でいうところの「汝、敵を愛せ」というのは「その方がアンタの為でっせ。だってその方が楽でっしゃろ?」ってことなんだと思う。

キリストはんはなかなか良いことを言うてはる。でもいかんせん言い回しが回りくどい上に硬い。関西弁でストレートに語ってくれはったらもうちょい理解できるのにな、残念!と思う。

キリストはん、天六に「繁盛亭」っていう寄席があるさかいにそこに足を運んで落語を学びなはれ、関西弁を学びなはれ。

それから語りなはれ。聞いたるから。

「考える」ということを止めないといつまで経っても眠れない。

普通、「悪夢」っていうとどんな感じなんだろう。

どんな感じですか?

俺の悪夢には狂人が付き物だ。悪夢=狂人だ。

なんでですか?

そういえば昨夜、奇妙な夢を見た。

学校の卒業記念行事(中学の時の同級生が大勢出てきた)らしいのだが、毎年行われるわけではなく、何年かに一度行われる『楽しい行事』とのことで誰かに「ツイてるなあジブン。そういえばジブン今日誕生日ちゃうん」などとよくわからないことを言われて参加した。

ある場所にみんなで行く。と、赤い光線がみんなを照らした。不思議なことにこの赤い光線に照らされた部分だけは完全に60年代の英国で、何かにつけてビートルズが出てきて、同級生たちもみんな笑顔で楽しそうだった。でもそのうち、この光線を作り出す機械の故障とやらで、赤い光線とは別に青い光線が見られるようになってきた。赤い光線も青い光線も光源が固定されてなくて、まるでスポットライトのようにせわしなく動きまわる。赤く照らされている空間は相変わらず60年代英国テイストに溢れていて、ビートルズがそこら中にいて、みんな笑顔で楽しそう。でも青く照らされている部分はまるでこの世の終わり。中世ヨーロッパを舞台にした極端にグロテスクなホラー映画みたいな光景になって、この青い光線に照らされた同級生は皆、完全な人殺しと化してしまう。赤い光線に照らされて笑顔だった同級生が、青い光線に照らされるやいなや人殺しと化し、これがまた赤い光線に照らされると一瞬にして笑顔に変わる。赤く照らされている間は4人揃っているビートルズも、青い光線が横切ると、なぜかポール以外の3人は消えてしまう。そして、時間の経過とともに光線を作り出す機械の故障はさらに悪化。赤い光線はほとんど出さず、青い光線ばかり出し始める。まるで酔っ払いがスポットライトを振り回しているかのような光線の乱射。見渡す限りの恐怖、恐怖、恐怖。絶望的な青黒い光景と人殺しと化した同級生たち。阿鼻叫喚。逃げ惑う俺...で、目を覚ました。

完全な悪夢。我が脳に一抹の不安。夢診断を乞う。

坂本冬美の新曲のPVを3Dにする意味がわからない。

秋元康。片岡鶴太郎の5万倍嫌い。

1位(―) female

2位(―) 恋のジャンヌダルク

3位(初) ジャンヌダルク〈version―4〉

4位(―) 阿仁真里

5位(↑) 素敵な不似合い

6位(↓) 祈りの少女

7位(―) 貴方は頑張りました

8位(↑) バタフライ

9位(↓) エコーの精

10位(↓) evergreen





〈破棄〉

・深層クレオ

・ジャンヌダルク〈version―2〉

・ジャンヌダルク〈version―3〉

自分でも本当に不可解なのは、今まで漫画というものをほとんど読んでこなかったということだ。

読んだ覚えがあるといえば、横山光輝の『三国志』と、中三の時に仲間内で流行った『ツルモク独身寮』くらいのもので、あとはタイトルさえよく覚えてないようなのを通勤途中に暇潰しにちょこちょこっと読んだくらいだ。

考えてみれば俺は、小説の類いもほとんど読んでこなかったけど、漫画はそれ以上に読んでこなかった。今更ながら我ながら、「漫画くらい読めよ!」と思う。

学生時代、俺はずっと部活というものをやらなかったし、ジャンプやマガジンも読まなかった。俺の目には、部活で燃やす情熱も、ジャンプやマガジンを読んで得る楽しさも「その時だけ」に見えたんだと思う。要するに、「今は今、将来は将来」という割り切りができなかったんだと思う。

でも、今の俺。昔の俺からすると将来の俺。この有り様でしょ?部活は今でも「やっときゃ良かった」なんて微塵も思わないけど、漫画は、漫画くらいは読んどきゃ良かったかなあと思わないでもない。

でも、正直、あれだ、漫画を読む暇があったら音楽を聴きたかったんだな俺は。だからだぶんあれだね、音楽を聴いて得る興奮だけは「今だけのものじゃない」と思えたんでしょうな。

はい。

心療科の病院、良い病院は一握りだと、ある本に書いてあった。

今日、行った病院は最悪だった。初診をした看護婦は威圧的で、俺の言葉を遮って「いや、そうじゃなくて」と口を挟むし、院長は俺と一切目を合わせようとせず、ずっと机、もしくは壁を見つめていて、薬の名前を口元でボソボソボソボソ呟いていて、たまに俺の目を見る時には上目線の流し目だった。

「アカン」と思った。特にあの院長に至っては、どう考えたって駄目だろう。人間的に駄目だろう。病院長、患者の関係性を抜きにしても駄目だろう。





そして、こともあろうか俺はこの病院の待合室で、これまで高級な酒をチョビチョビ呑む感じで読んできた『ジャンヌダルク』を読み終えてしまった。ついにジャンヌが火炙りにされた。

火炙りにされながらジャンヌは叫ぶ。「私に十字架を見せて!十字架を!」

「胸が締め付けられる感じ」ってこういう感じかと思った。そして、町田康がよく著書の中で言う「やれんよ..」というのはこういう事かと思った。

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プロフィール

いっけい

ビートルズ好きの両親の元、ビートルズを子守唄に育ち物心が付く前から音楽に慣れ親しむ。
学生時代からいくつかのバンドを結成し関西を中心にライブに明け暮れる。
現在はソロでの音楽活動に加えイラストも手掛けるマルチアーティストとして活動の幅を広げている。

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